3M「マスク肩こり」「マスク頭痛」『マスク腰痛』
「マスク肩こり」「マスク頭痛」『マスク腰痛』についてお話したいと思います。
新型コロナウイルス感染症対策でマスク着用が日常となってしまいました。
今やファッションの一つになってますが
その逆で、
マスク生活が続き、最近問題になっているのです。
それが
『マスク肩こり』『マスク頭痛』『マスク腰痛』です。
これまでも普段からマスクを着用していた方
職業柄、マスク着用をしていた方など慣れてしまっている方はいいのですが、これまでマスクを着用していなかった人の体に不良が現れてきているようです。
【その原因】
マスクを長時間着用することによる『圧迫』と『酸欠』の2つが大きな原因と考えられます。
●『圧迫』
マスクを長時間着けていると、耳にかけるゴムによって耳のまわりや側頭部の筋肉が引っ張り続けられています。
それによって圧迫されて血行が悪くなったり、側頭から耳のまわりの筋肉が緊張して、緊張型頭痛を起こしてしまう。
●『酸欠』
マスクをしていると呼吸がしにくいため酸欠状態となり。
血中の酸素濃度は下がり、二酸化炭素濃度が増え、
二酸化炭素には血管を拡張させる作用があるので、顔周りに熱がこもり、血流が良くなることで血管が拡張して頭痛が起きてしまうのです。
酸欠が続いてしまうと、頭痛やめまい、自律神経の乱れによって疲れやすくなったり、集中力の低下にも繋がります。
精神的なストレスも感じ『腰痛』にも繋がります。
高齢者によるボケ、認知症への加速化など
【予防策】
マスク着用の日常生活でも改善予防できるように気を付けましょう。
★耳に負担の少ないマスクを選ぶ
マスクもいろいろな種類のものがあります。自分に合ったサイズ、ゴムの柔らかいもの、通気性のよい負担の少ないものを選ぶと良いでしょう。
★マスクを外せる時には外し、定期的に深呼吸をする。
酸欠を防ぐためにマスクを外せるときには外して、深呼吸をしてみましょう。
★自立神経の乱れを整える。
自律神経が乱れると体に不調を感じます。
不規則な生活やストレスよって自律神経の働きが乱れると、筋肉が緊張して、頭痛やめまいの原因となることも多いです。
自律神経が乱れないように、睡眠・食事・適度な運動など規則正しい生活をしましょう。また、入浴時にはゆっくりと湯舟に浸かることもおすすめです。
★マッサージやストレッチでコリをほぐす
頭痛や肩こりには、ストレッチやマッサージ、運動で症状は緩和・改善されたりします。
頭の横に痛みがある場合には、耳のマッサージがおすすめです。
耳をつかみ、上下前後と痛くない程度に引っ張りながら動かしてみると、固まった筋肉が緩み、痛みが緩和されます。
痛みがひどいときにはプロから頭部・首・肩腰の痛みと取る施術を受けるのお勧めです。
痛みの出にくい身体作り、セルフケアをお教えします。
お気軽にご相談ください。
感染症予防のために、マスク着用の日常はまだ続きそうです。
まだまだ終わりの見えないマスク生活です。自分なりの対処法を見つけて、上手につき合っていきましょう。